KENの実体験|一人暮らしの夏、私がやっている熱中症対策
ここからは、64歳・千葉で一人暮らしをしている私自身が、実際にやっている夏の過ごし方をお話しします。一般的な対策は上で書いたとおりですが、一人暮らしには一人暮らしならではの怖さがあります。倒れても、すぐには誰も気づいてくれない。だからこそ私は、「かかってから対処する」のではなく「そもそもかからない」ことに、人一倍気を使うようになりました。
〔調整〕正直に告白すると、きっかけは失敗でした。一昨年の夏、電気代をケチってエアコンを切ったまま昼寝をしたら、起きたときに頭が重く、体がだるくて力が入らない。あとから思えば、あれは軽い熱中症だったのだと思います。室内にいたのに、です。それ以来、考えを改めました。
厚生労働省によると、熱中症で運ばれる人のおよそ半数は65歳以上の高齢者で、その多くが屋内で発症しています(厚生労働省「熱中症を防ぎましょう」)。高齢になると暑さやのどの渇きを感じにくくなるためで、「自分はまだ大丈夫」がいちばん危ない。私の失敗も、まさにこれでした。
我が家で実際にやっている5つの工夫
- エアコンは「つけっぱなし」と割り切る——こまめに消すより、設定28℃で一日つけておくほうが、電気代も体への負担も結局ラク。扇風機を併用して空気を回すと、設定温度を下げすぎずに済みます。「もったいない」より「命のほうが高い」と考えるようにしました。
- 水分を「見える化」する——のどが渇いてからでは遅いので、朝に麦茶を1.5L作り、「今日はここまで飲む」と決めて台所に置いています。起床時と就寝前のコップ1杯は欠かさない。時間ではなく「目につく場所に置く」のが、忘れない一番のコツでした。
- 経口補水液を冷蔵庫に常備——汗をたくさんかいた日は、水やお茶だけでなく、塩分も一緒にとれる経口補水液やポカリスエット・アクエリアス等を飲みます。買い置きしておくと、暑い日に出かけずに済むので安心です。
- 暑さ指数(WBGT)を毎朝チェック——環境省の熱中症予防情報サイトで、その日の暑さ指数を確認します。数値が高い日は、買い物などの外出を朝夕の涼しい時間にずらします。
- 「夏は声かけ」を約束しておく——一人暮らしなので、近所の知人や離れて住む家族と、「暑い日はLINEで一言やりとりする」と決めています。安否確認を兼ねた、ささやかな保険です。
国も、近年は対策を強めています。2024年からは、過去に例のない危険な暑さが予測されるときに「熱中症特別警戒アラート」が発表されるようになり、自治体は涼みに行ける「クーリングシェルター」を開放できるようになりました(政府広報オンライン)。アラートが出た日は、私も予定を入れず、家で静かに過ごすと決めています。我慢は美徳ではありません。暑い日は、堂々と休む。これが、一人暮らしの夏を元気に乗り切る、私なりの結論です。
※本記事は一般的な情報提供で、診断・治療に代わるものではありません。持病・服薬中の方、水分や塩分の制限を受けている方(心臓・腎臓の病気など)は、水分のとり方を自己判断で変えず、必ず主治医にご相談ください。めまい・吐き気・体温上昇など熱中症が疑われる症状があるときは、無理せず涼しい場所で休み、改善しなければ医療機関へ。意識がもうろうとする場合はためらわず救急車を。
60代から始める熱中症対策で、健康的な夏の習慣を身につけましょう。
60代の熱中症対策|室内でも油断しないために、毎日できるやさしい予防法
「外に出ていないから大丈夫」「のどが渇いていないから平気」――そう思っていると、気づかないうちに体に負担がたまることがあります。60代以降は、無理なく続けられる熱中症対策を日常に取り入れることが大切です。
熱中症は、炎天下だけでなく室内や夜間にも起こります。高齢になると、暑さやのどの渇きを感じにくくなり、気づかないうちに脱水や体温上昇が進みやすくなります。
こまめな水分補給、エアコンの使用、室温と湿度の確認、食事と休息の確保が大切です。
こんなお悩み、ありませんか?
熱中症を防ぐ4つのポイント
「あとで飲もう」ではなく、起床後・外出前後・入浴前後など、時間を決めて少しずつ飲む習慣をつけましょう。
暑さを我慢しすぎないことが大切です。室温・湿度を見ながら、エアコンや扇風機を上手に使いましょう。
食欲が落ちる日でも、汁物、果物、食べやすい副菜などで、水分と栄養を補うことが大切です。
気温だけでなく湿度も影響します。暑さが厳しい日は無理な外出を控え、涼しい時間帯を選びましょう。
暑い日に取り入れたい飲み物・食べ物
基本の水分補給です。手の届く場所に置いて、少しずつこまめに飲みましょう。
汗をかきやすい日や外出後に、飲みやすい形で水分補給をしたい時に便利です。
食欲がない日でも取り入れやすく、水分と塩分を補いやすいです。
みずみずしく、暑い日にも食べやすい果物です。
冷やして食べやすく、暑い日の副菜として取り入れやすい野菜です。
食欲が落ちる時期にも取り入れやすく、ごはんのお供として使いやすいです。
おすすめアイテム
毎日の生活で意識したいこと
- 朝起きたら、まずコップ1杯の水分をとる
- 室温・湿度を見ながら、エアコンや扇風機を使う
- 外出は暑い時間帯を避ける
- 暑い日は無理をせず、こまめに休む
- 食欲が落ちる日でも、水分と食事をできるだけ抜かない
今日からできるチェックリスト
参考情報
まとめ
60代の熱中症対策は、「暑くなってから気をつける」のではなく、毎日の生活の中で少しずつ備えていくことが大切です。
水分補給、室温管理、食事、休息――どれも特別なことではありません。続けやすい方法から取り入れて、暑い季節を無理なく元気に過ごしていきましょう。
※商品価格・在庫・内容は変更される場合があります。詳細は各商品ページでご確認ください。
※めまい、強いだるさ、吐き気、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、無理をせず早めに医療機関へご相談ください。
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