【60代の体験談】親の介護が始まったら最初にやること10選|準備・手続き・お金の全知識

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「突然、親が倒れた。何から始めればいい?」「介護認定ってどこに申請するの?」「施設と在宅、どちらがいい?お金はどのくらいかかる?」——親の介護が始まるとき、多くの60代が「何もわからない」状態で直面します。

私の場合は父が82歳のとき脳梗塞で倒れ、突然介護が始まりました。「こんなに手続きが多いのか」「こんなにお金がかかるのか」と戸惑いの連続でした。この記事では、私の体験と60代・70代の口コミをもとに、親の介護が始まったら最初にやること10選を解説します。

📋 この記事でわかること

  • 介護が始まったら最初にやること10選(優先順に解説)
  • 介護保険の申請方法・要介護認定の仕組み
  • 在宅介護vs施設入居の費用比較
  • 介護離職を防ぐための制度・手続き
  • 介護で疲弊しないための心構え
  • 60代・70代の実際の口コミ・体験談
目次

親の介護が始まったら最初にやること10選

① まず「地域包括支援センター」に連絡する

介護のことで何もわからなかったら、まず地域包括支援センターに電話してください。これが最初の一歩です。市区町村が設置する無料の相談窓口で、介護保険の申請・ケアマネージャーの紹介・地域の介護サービス情報を提供してくれます。

連絡先の探し方:「○○市(区)地域包括支援センター」でGoogle検索するか、市区町村の代表番号に電話して「介護の相談窓口を教えてほしい」と伝えてください。

② 介護保険の要介護認定を申請する

介護サービスを受けるには「要介護認定」が必要です。市区町村の窓口または地域包括支援センターで申請できます。申請から認定まで約30日かかるため、なるべく早めに動くことが重要です。

要介護度 状態の目安 利用できる支給限度額(月額)
要支援1日常生活はほぼ自立約50,320円
要支援2一部介助が必要約105,310円
要介護1排泄・入浴などに一部介助が必要約167,650円
要介護2日常的な介助が必要約197,050円
要介護3全面的な介助が必要約270,480円
要介護4重度の介助が必要約309,380円
要介護5ほぼ全面的な介助が必要約362,170円

※自己負担は通常1〜3割。支給限度額の範囲内でサービスを使えます。

③ ケアマネージャー(介護支援専門員)を選ぶ

要介護認定が下りたら、担当のケアマネージャーを選びます。ケアマネは「介護のプロデューサー」で、本人・家族の状況に合わせたケアプランを作成し、各サービスの手配をしてくれます。相性が合わなければ変更もできるので、気軽に相談してみてください。

👩 64歳・女性(会社員)

「最初のケアマネさんとは全然話が合わなくて3か月で変更しました。2人目のケアマネさんはとにかく親身で、施設の見学も一緒に来てくれました。ケアマネは変えていいんだということを、もっと早く知っておけばよかったと思っています。」

④ 親の財産・預金・保険を把握する

介護費用を誰がどう負担するかを決めるために、親の経済状況を把握することが重要です。銀行口座・年金額・保険証券・不動産など、元気なうちに一緒に確認しておきましょう。認知症が進んでからでは本人の意思確認が難しくなります。

⑤ 兄弟姉妹で介護の分担を話し合う

介護をめぐる兄弟・姉妹間のトラブルは非常に多いです。「なぜ自分だけ負担が重いのか」「お金を出さない・出しすぎる」などの問題が起きやすいため、最初から役割分担・費用負担を明確にしておきましょう。

⑥ 在宅か施設かを早めに検討する

項目 在宅介護 施設入居
月額費用目安7〜15万円(サービス利用分)特養:5〜15万円、有料老人ホーム:15〜30万円
介護者の負担大(24時間対応が必要な場合も)小(施設スタッフが対応)
本人の満足度住み慣れた環境で過ごせる専門スタッフによる安心感
向いている状況要支援〜要介護2程度要介護3以上・認知症重度

⑦ 介護休業・介護休暇制度を確認する

まだ働いている方は、会社の介護休業制度を確認してください。介護休業法により、通算93日間の休業・年5日(2人以上なら10日)の介護休暇が取得できます。「介護離職」は老後の収入に大打撃を与えるため、最後の手段とすべきです。

⑧ 介護用品・住宅改修の補助を活用する

要介護認定を受けると、福祉用具のレンタル(車いす・歩行器・ベッド等)が介護保険で1〜3割負担で使えます。また、住宅改修(手すり設置・段差解消等)に最大18万円の補助があります。これらを活用することで、在宅介護のコストを大幅に減らせます。

⑨ 認知症の早期サインを知っておく

介護が必要になるきっかけの多くが認知症の進行です。以下のサインが続く場合は早めに「物忘れ外来」を受診してください。

  • 同じことを何度も聞く・言う
  • 鍋を焦がす・火の始末を忘れる
  • 日付・曜日がわからない
  • 財布・鍵をしょっちゅうなくす
  • 怒りっぽくなった・人が変わった

⑩ 自分自身の健康・生活を守る

介護者が倒れると介護が成り立ちません。「介護うつ」「介護疲れ」は非常に多く、60代の介護者が体調を崩すケースが後を絶ちません。週1〜2日はショートステイ(短期入所)を活用して、自分の時間・休みを確保することが長続きの秘訣です。

👨 67歳・男性(元会社員)

「妻の母親の介護を3年しました。最初の1年は毎日通いで疲弊しきっていました。ケアマネさんに相談してデイサービスを週3回にしてもらったら、自分の時間が生まれて精神的に楽になりました。一人で抱え込まないことが本当に大事です。」

よくある質問(FAQ)

Q. 特別養護老人ホーム(特養)はすぐ入れますか?

特養は費用が安い反面、全国的に待機者が多く、入居まで数か月〜数年かかることがあります。要介護3以上が入居条件です。早めに複数の施設に申し込みをしておくことを強くおすすめします。

Q. 介護にかかる費用の平均はいくらですか?

生命保険文化センターの調査では、介護に要した費用は月平均約8万円、介護期間の平均は約5年1か月とされています。トータルで500万円以上かかるケースも多いため、親の介護費用と自分の老後資金の両方を考えておく必要があります。

まとめ|介護は「一人で抱え込まない」が鉄則

  • まず地域包括支援センターに連絡して専門家の力を借りる
  • 要介護認定の申請は早めに動く
  • ケアマネは相性が合わなければ変えてOK
  • 兄弟で役割・費用分担を早めに話し合う
  • 介護者自身の健康・休息を最優先にする

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