健康診断でLDLコレステロールなどを指摘されたときは、数字一つだけで判断せず、ほかの検査値、血圧、喫煙、糖尿病、心血管疾患の既往などを含めて確認することが大切です。検査値だけで自己判断せず、医師と相談して方針を決めます。
目次
最初に確認すること
- LDL・HDLコレステロール、中性脂肪などの検査結果
- 前年までの数値と今回の変化
- 現在の薬、持病、家族歴
- 再検査や受診が必要な時期
食事を見直すポイント
特定の食品やサプリメントだけで数値が下がるとは限りません。肉の脂身、バター、菓子類などに偏らないようにし、魚、大豆製品、野菜、海藻、きのこ、未精製の穀類などを組み合わせます。食べる量、体重、飲酒量も一緒に見直します。
- 主菜を肉だけにせず、魚や大豆製品も選ぶ
- 揚げ物や脂身の多い食品が続かないようにする
- 野菜や海藻、きのこを副菜に加える
- 甘い飲み物や間食、飲酒の量を記録する
運動と生活習慣
無理のない有酸素運動や筋力トレーニングを継続できる範囲で行います。運動習慣がない方や治療中の方は、急に強度を上げず、主治医に相談してください。禁煙、睡眠、体重管理も含めて取り組みます。
薬を自己判断で中止しない
生活習慣の見直しだけで十分か、薬が必要かは個人のリスクによって異なります。すでに薬を服用している場合は、数値が改善しても自己判断で減量・中止せず、処方した医師に確認してください。
参考:日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」。本記事は一般的な情報であり、個別の診断や治療を行うものではありません。